在チュニジア日本国大使館によれば9月4日朝、チュニジア首都チュニスのラマルサ地区で、歩道を歩いていた邦人がジョギングを装った犯人にカッターナイフで脅されてネックレスを強奪される事案が発生したとのこと。幸い身体的な被害はありませんでしたが、同大使館は強盗被害を防ぐためにもできる限り車両での移動を行うよう呼びかけています。
なお、海外で強盗や窃盗被害に遭う日本人の数を「邦人援護統計」の一部として日本政府外務省が毎年発表しています。現時点で公開されている最新版(2018年分)では年間215人が強盗被害に遭っており、内3名は死亡しています。窃盗被害を含めれば年間3500人以上が被害に遭っています。この統計は日本政府外務省が世界各地の大使館・総領事館を通じて把握できた数だけであり、実際にはもっと多くの方が被害に遭っている可能性もあります。