アルメニア・アゼルバイジャン停戦合意を巡る動き

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2020年11月10日アルメニアとアゼルバイジャン及び仲介国ロシアの3か国間で軍事的紛争終結に関する協定が締結されました。協定はロシアの平和維持軍が紛争の発端となったナゴルノ・カラバフ地域周辺に展開し、アルメニア軍は撤退するという内容とのこと。アルメニア首相が「苦痛を伴う」との表現を用いる等、事実上アルメニア政府が敗北を受け入れる形との評価が一般的です。

 

本協定の合意直後、アルメニアの首都エレバンでは合意に不満を持つグループが集団で国民議会や政府庁舎等になだれ込み、一時居座る事案も発生しています。

 

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アルメニア首都国会議事堂内になだれ込んだ群衆(RTのウェブサイトよりキャプチャ)

 

在アルメニア日本国大使館在アルメニア米国大使館は、当面の間同国内の治安情勢が不安定化する可能性も否定できないとしてそれぞれ自国民に注意喚起を行っています。軍同士の戦闘行為は終結する見通しが高くなってきましたが、関連の抗議デモや政治集会等に不用意に巻き込まれないよう引き続き現地最新情報にはご注意ください。

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