アルメニア・アゼルバイジャンでの戒厳令

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2020年9月26日頃からアゼルバイジャンに囲まれたナゴルノ・カラバフ自治州境界付近でアルメニア軍とアゼルバイジャン軍双方の軍事活動が活発化しており、事実上戦争状態となっています。ナゴルノ・カラバフ自治州はアルメニアとアゼルバイジャン双方が領有権を主張しており、長年紛争の原因となっています。

Nagorno-Karabakh
ナゴルノ・カラバフ自治州の位置(明治大学のウェブサイトよりキャプチャ)

 

軍事的緊張の高まりを受け、アルメニア及びアゼルバイジャン両国では戒厳令が発令されており、ナゴルノ・カラバフ自治州周辺以外でも外出制限が敷かれています。実際に軍事的衝突が発生している地域周辺にいなくとも、「戦時下」の規制が適用されますので滞在中の方は最新の現地情報に注意し、当局指示に従うようおススメします。

 

これまでもアルメニア、アゼルバイジャン両国国境付近のリスク評価は高く設定されていましたが、退避も視野に入れた更なる注意が必要です。

 

【参考情報】日・米・英・豪4か国のアルメニア向けトラベルアドバイスまとめ(新型コロナウイルス感染症前)

【参考情報】日・米・英・豪4か国のアゼルバイジャン向けトラベルアドバイスまとめ(新型コロナウイルス感染症前)

 

なお、アルメニア軍が発表した最新の交戦状況動画がFrance24やReuter等メディアのyoutubeでも確認できます。

 

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