2021年3月15日中国、北京市当局は過去10年で最悪となるレベルの大気汚染が発生していると警告を発しました。呼吸器に深刻な影響が出るとされる大気中の微粒子PM10の濃度は最大で1万マイクログラム/㎥に達しており、WHOの基準である50マイクログラム/㎥を大きく上回っています。
また、中国の複数の空港で視野の確保が困難であることを背景として300便以上が欠航となるなど、交通網にも乱れが生じています。
現地当局は大気汚染による健康被害防止の観点から市民にできる限り外出を避けるよう呼びかけています。