10月下旬からインドの首都ニューデリーでは過去記録されていないレベルの大気汚染に見舞われています。デリー市の大気汚染モニタリング当局の基準では大気中の粒子量を示すインデックスが300を超えるとすべての人の健康に悪影響があるとしていますが、現在多くの地点で「999」と測定上限を超過する数値が計測されています。
この事態を受け、政府はデリー市内の学校を5日まで休校にし、マスクを配布する、市民に外出を控えるよう呼びかけるといった緊急的な対応を行っています。
また、日本大使館を含む各国大使館も自国民に対して注意喚起を発しています
なお、こちらのリンクではデリー市内計26か所の観測点の各種大気汚染物質(PM10、PM2.5等)の測定値が確認できます。滞在中の方は可能な限りの自衛策を講じるようオススメします。