インドネシア ラキラキ火山噴火に伴う警戒情報

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2025年5月18日付でインドネシア政府は東フローレス県のレウォトビ・ラキラキ火山の警戒度を最高レベルの4に引き上げました。火口から半径6キロメートル以内の立ち入り禁止区域が設定されており、注意喚起が呼びかけられています。航空便にも影響が出る可能性がありますのでご注意下さい。

 

レウォトビ・ラキラキ火山は直近火山活動が活発な時期と、沈静化する時期を繰り返しています。前回の噴火後、一時引き下げられていましたが5月18日付で4段階の警戒レベルのうち最高レベルまで再度引き上げています。特にラキラキ火山の火口から6キロ以内、北東方向には7キロ以内の一切の活動が禁止されているほか、周辺自治体の指示に従って冷静に行動すること、火山灰が降っている場合にはマスクやゴーグルを使用することなどが注意喚起されています。

また、インドネシア政府関係機関が継続的に火山活動をモニタリングしており、特に以下二つのウェブサイトを参考に、周辺滞在中の方は最新情報を確認するようおススメします。

インドネシア政府エネルギー鉱物資源省
インドネシア政府地質庁

 

なお、大規模な火山活動が発生した場合には、周辺地域への火山灰の広がりに伴い、インドネシアおよび周辺を離発着する民間航空機の飛行に支障が出ることがあります。現時点では空港の閉鎖や運休情報は確認できていませんが、今後の火山活動によっては影響が出かねません。直近インドネシアおよび周辺国への渡航予定がある場合には出発前に航空会社、旅行代理店等に確認することをおススメします。

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