マレーシア女児誘拐暴行事案

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2024年7月20日、マレーシア南部ジョホールバル近郊のショッピングモールで6歳の女児が行方不明となりました。現地警察は23日、約400キロ離れたスランゴルで女児を保護し、誘拐に関与したとみられる男女5人を逮捕したと発表しました。犯人らは誘拐と性的暴行の疑いで取り調べを受けています。

 

警察の発表によれば、女児が行方不明になったのは20日の午後8時半ごろ、南部ジョホールバル近郊のイスカンダル・プテリにあるショッピングモールでのイベント前後とみられるとのことです。両親らとともにイベントに来場していた女児は両親とはぐれたのち、犯人らによって連れ去られた模様です。被害者のプライバシーや安全等を考慮し、秘密裏に捜査が進められた結果事件発生から48時間程度で女児の発見、保護が実現しました。

 

日本ではほとんど報じられていませんが、マレーシアでは年間800件近い児童誘拐事案が発生しています。今回警察が発表した声明によれば昨年警察が把握した779件の児童誘拐事案の内709人が無事保護されているとのこと。なお、日本人の女児に対しても2018年11月に誘拐未遂事案が発生しています。

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