2022年6月11日、タイ首都バンコク中心部、ディンデン地区で、反政府デモ隊と警官隊が衝突しました。デモ隊が警察車両1台に放火、警官隊に爆竹を投げるなどし、警官隊は催涙弾やゴム弾を発射し一時周辺が混乱しています。
先週末の衝突後も連日類似のデモが行われており、混乱の火種は治まっていません。13日にはタイ首相がデモ参加者らに向け「法律を遵守する」よう呼び掛けています。
11日衝突が発生したディンドン地区では街路樹の植え込み等から自家製の小型爆発物が複数発見されています。滞在中の方は、無用なトラブルに巻き込まれないよう群衆の集結地点を見かけた際には速やかに距離を取るようおススメします。