2021年8月30日朝、ミャンマーの最大都市ヤンゴン市内中心部で複数の爆発が発生しました。爆発が発生した箇所の一つは大きな商業施設等もあるレーダン地区交差点です。
爆発の発生が午前5時～6時頃、と早朝に集中して発生しており、負傷者等は詳細に報じられていません。また標的もはっきりとしておらず、犯行声明等も出されていません。
ミャンマーでは依然として軍が事実上のクーデター以降実権を握っていますが、5月以降軍や政府施設等が標的と思われる攻撃・爆発事案がしばしば発生しています。本事案については背景について捜査が行われていますが、ヤンゴン市内には治安当局がいつも以上に出動しており、警戒態勢が強化されているとの情報もあります。
