キューバ治安最新情報(2026年2月)/海外安全.jp


0.キューバにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在キューバ日本国大使館  :+53-(0)7-204-3355

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察   :106

◎消防   :105

◎救急   :104

◎外国人専門の病院 :7204-2811

ディスクレイマー

・本ページは日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアの各政府が発表しているトラベルアドバイス類を比較し、情報提供を行うことを目的としています。

・当サイトに記載の情報は、各国政府の発表内容及び当サイトが信頼に足ると判断した各種メディア情報を踏まえて掲載しています。

・本ページに記載された内容は各国における皆様の安全を担保するものではありません。

・当サイトでは、本ページ記載の情報を基に行った皆様の判断によって引き起こされる損害等の責任は負いかねます。

・海外への渡航に際しては、日本政府外務省や所属されている組織/団体、旅行会社等の具体的な助言に従い、ご自身で安全確保に努めていただくようお願いします。

本稿執筆監修者 / 海外安全.jp代表 尾崎由博

1981年生。2006年より国際協力機構(JICA)にて勤務。インド、パキスタン、アフガニスタン等南アジアにおける安全対策、開発支援案件の形成、実施を担当。パキスタン駐在中国政選挙や首都における大規模反政府デモ等に対応し、現場での安全管理業務ノウハウを体得。2016年7月に発生したバングラデシュ、ダッカレストラン襲撃事件後に発足した安全管理部の第一期メンバーとしてJICA安全対策制度、仕組みの多くを構築した他、組織内の緊急事態シミュレーション訓練を担当。国連機関及び世界銀行の危険地赴任者向け訓練等を受講しており、JICAのみならず国際機関の安全対策研修内容も熟知。2018年より独立、2020年株式会社海外安全管理本部を設立し代表取締役就任。クライアント行政機関、大手セキュリティー企業、開発コンサルティング企業、電力関連企業、留学関連企業、各種大学法人、一般社団法人や独立行政法人など講演実績:大阪弁護士会「パキスタン投資・リスクマネジメントセミナー」海外コンサルタンツ協会「海外活動安全強化月間セミナー」日経メッセ「セキュリティショー」「多元化する危機管理」他多数。日本経済新聞2020年11月24日付13面に寄稿記事が掲載。

海外安全.jp代表
海外安全メールマガジン登録

1.総論

キューバに対しては、外交上の問題を抱えるアメリカ政府を除き、各国政府とも安全度が高いと評価しています。
観光地での置き引きや、宿泊先での貴重品持ち去り等の被害事例はありますが、一般犯罪はそこまで深刻ではなく、英語圏各国のトラベルアドバイス上は注意喚起がありません。
日本政府外務省もハバナ市内周辺の観光地での犯罪被害防止を呼び掛けていますが、他国に比べるとトーンは抑えめです。

【海外安全.jpのコメント】

各国政府とも、キューバへ渡航する国民への注意喚起は最小限です。アメリカ政府のみ、他国に比して高いレベルの注意喚起を発していますが、これはアメリカとキューバの二国間関係に由来するものであり、必ずしも日本人の皆様に関係しない注意喚起となっています。油断は禁物ですが、一般的には平穏な国であり、近年目立ったテロも観察されていません。最低限の注意で安全に過ごせる国と言えます。オーストラリア政府のアドバイスにあるように「常識的な行動をとる」ことができれば不必要なトラブルは回避できます。

2.日本政府の危険情報

cuba-jpn-level

国土の大部分に対し、特段の注意喚起はありません。

ただし、ハバナ県ハバナ・ビエハ市(旧市街地)及びセントロ・ハバナ市(市街地中心部)に対しては一段高い「レベル1:十分注意してください」が設定されています。これは観光地等で強盗や強盗致傷事件が多数報告されていることが理由となっています。また、夜間の外出は控えることが推奨されています。

 

海外安全セミナー

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

全土

全土で一般犯罪、暴行事件が多いことを背景として全土に「十分警戒してください:Exercise increased caution」が設定され、注意喚起がなされています。

なお、過去にアメリカ大使館職員に対する攻撃(嫌がらせ)が発生したことを背景としてリスクレベルを高めている旨の記載がありましたが現在は特段の記載はありません。当時はアメリカ人大使館スタッフに対し、大使館とHotel Nacional 、Hotel Capriには近づかないよう推奨されていました

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

cuba-uk-level

2026年2月の時点で全土が「必要不可欠な渡航以外は避けてください:Advise against all but essential travel」相当となっています。直近キューバ全土におけるガソリンや電力不足に伴い、生活が安定しないことが背景となっています。また、航空機への燃料提供も困難となっていることから、海外からキューバを訪問する方々が予定通り移動できない可能性も指摘されています。

加えて自然災害(ハリケーン)に対する注意喚起は詳細に記載されています。

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

cuba-aus-level
キューバ国内での深刻な原油不足、電力不足を背景として2026年2月12日づけで全土のリスクレベルが引き上げられ、「渡航の必要性を再検討してください:Reconsider your need to travel」に設定されています。
今回のリスクレベル引き上げ前から強盗や強奪といった暴力的な犯罪がしばしば発生することを踏まえ、所持品に十分注意するよう呼び掛けられていました。また空港周辺等での一般犯罪が発生していることも明記されています。以下はパンデミック拡大前の治安情報と比較すると、コロナ禍を経て、犯罪発生への注意喚起が一段強くなっています。
海外安全メールマガジン登録