オーストリア南東部グラーツ市内学校への襲撃事案

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2025年6月10日オーストリア南東部グラーツ市内の学校に銃を持った男が侵入し、生徒や教員に発砲する事案が発生しました。少なくとも5名が死亡しており、犯人はその場で自らを撃って自殺したとのことです。警察が本事案の経緯や犯人の身元を捜査中です

 

本事案は学校に対する無差別銃撃と思われます。実行犯は同学校の卒業生で21歳の男性とのこと。犯人に殺害された生徒・教員は9人でそれ以外に12名が負傷しており、大規模な銃乱射事案だと言えます。犯人は自身が通学中に使用していたクラスルームに侵入し突然銃撃を開始したものと想定されており、ひとしきり発砲を終えるとトイレに籠り自らを撃って自殺していました。

現時点で動機は不明ですが、犯人は生前高校でいじめに遭っていたと発言していた模様であり母校への恨みによる無差別銃撃に至った可能性が指摘されています。

 

本件は単独犯による犯行でまた、確からしい動機の性質からこれ以上の危険性はないとされています。

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