ベルギー首都市内 銃撃事案の続発

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2025年2月5日ベルギー首都ブリュッセル市内のクレモンソー駅出口で銃撃事案が発生しました。地下から武器をもって地上出口にやってきた二人組が路上に発砲し、走って逃走しています。負傷者の報告はありませんが、一般人に重大な被害が出ていてもおかしくない事案だったといえます。

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地下鉄駅出口そばで発砲する2人組の映像(Actu17のポストよりキャプチャ)一般人がすぐそばにいる様子もカメラで確認できる

事件が発生したのは5日水曜日の朝早く、現地6時過ぎのことでした。カラシニコフ銃のようなものを持った二人組が地下鉄の地上出口付近で発砲した後、武器を持ったまま地下鉄方面に向かった映像が記録されています。発砲があった付近を警察が一時封鎖して捜査を行っていますが、現時点まで犯人逮捕には至っていません。武器をもっている人物らを見かけた場合には速やかにその場を離れる、建物内に入る、遮蔽物(コンクリートの壁等)の裏側に隠れるといった退避行動をとることをおススメします。

 

日本時間2月8日5時追記

上記事件に加え同じ地区で連日早朝に銃撃事案が発生し、死傷者が出ています。この一週間で別地区も含めれば4件立て続けに銃撃事案が発生しており、警察は一連の事件を麻薬組織関連の連動した銃撃事件とみて捜査を行っています。また、周辺住民に対し銃撃事案への警戒を怠らないよう改めて注意喚起しました。

・2月6日(木)午前3時30分頃、クレモンソー(Clemenceau)駅付近で、銃撃事件が発生し、1名が負傷。
・2月7日(金)午前4時頃、ピーターボス(Peterbos)地区で銃撃事件が発生し、1名が死亡。

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