2020年4月27日深夜フランス中部ヴォ―・アン・ヴランで15名ほどのグループが警察署に投石し、周辺の車両に放火するなど破壊行為を行いました。警官隊は同グループに対し、催涙弾を含む手段で対抗していますが、一部メンバーの身柄拘束に至るまで、花火や爆竹等を用いた抵抗に遭っています。
Fortes tensions ce mardi soir à #Vaulx en Velin. Barricades enflammées et policiers caillassés. FDL et #pompiers sur place face à des individus très mobiles @lyonmag pic.twitter.com/eX3NBOAa52
— Julien Damboise (@JDANDOU) April 27, 2020
フランスでは、先週もリヨン郊外のリリュー・ラ・パプで似たような警察官への襲撃事案が発生しています。こうした警察等治安当局への暴力が相次ぐ背景には、警察が何らかの容疑者を拘束する際、必要以上の暴力を用いている動画などがSNSで広がっており、国民の不満が高まっているという背景もあると指摘されています。