フランス新治安維持法への反対運動継続

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2020年12月5日フランス首都パリをはじめ各地で新しい治安法と警察の暴力行為に対する抗議活動が行われ5万人以上が参加しました。先週に引き続き、警察による取り調べや犯人制圧時の様子を撮影することを禁じる新しい治安維持法への反発が続いています。

 

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マルセイユ中心部でのデモの様子(パリジャン誌のウェブサイトよりキャプチャ)

 

各都市でのデモ参加者数はパリでも最大5000人~1万人程度と見れれており、先週に比べると規模が小さく「地点」ごとの抗議活動と言えるレベルです。ただし、デモ活動の周辺では治安当局によるデモ隊の逮捕や店舗への破壊・略奪・放火行為なども報告されています。滞在中の方はデモ隊や治安当局の集結地点に近づかないようおススメします。

 

加えて、来週以降も類似のデモが継続する可能性が指摘されていますので滞在中の方は最新情報にもご注意下さい。

 

 

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