フランス南部警察労働組合のデモ隊への暴行事案

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2023年3月8日フランス南部マルセイユ市内で、政府が進める年金改革に抗議するゼネラルストライキの一部に参加していた警察官労働組合関係者が暴行を受ける事案が発生しました。少なくとも3名が負傷しています。

 

8日にマルセイユ市内で行われたゼネラルストライキには少なくとも数万人が参加していました。そのうち数十名は警察官による労働組合関係者であり「Alliance Police Nationale」と明記された旗をもって運動に参加していたとのこと。警察の制服ではなく、私服で参加していた関係者らに対し、数十人の若者が警察官に対する侮辱発言を繰り返した後、暴力行為が始まったとのこと。

 

デモや群衆の付近では思いがけない理由で暴力行為や衝突が発生する可能性があります。外国人として現地に滞在する場合、政治的あるいは社会制度に関連するデモへの参加は思いがけない被害を受ける可能性があり、おススメしません。

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