フランス南部マルセイユ国鉄駅付近銃撃事案

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2023年6月12日フランス南部マルセイユ市内中心部、フランス国鉄サン・シャルル駅北側で銃撃事案が発生しました。少なくとも4名が負傷しており、犯人は武器を持ったまま逃走中とのことです

 

発砲があったのはベル・ド・メ地区のバーであり、被害者らは路上の座席で歓談していたところ、何者かが車両から銃撃を行ったとのこと。銃撃を受けた4名の内2名が重症ですが、命に別状はないとのこと。

通りすがりの車両から銃撃が行われた事案であり、なんらか犯行グループと被害者らの間に因縁があっての限定的な標的だったと考えられます。しかしながら一歩間違えば日本人を含め周辺にいた一般客も銃弾を受けていた可能性は否定できない事案と言えます。

 

現地日本国総領事館からも以下の文言にて周辺滞在中の日本人に注意喚起がなされています。

「マルセイユ市では、かねてから麻薬密売に絡む抗争が北部地区(3区、14~16区)を中心に頻発しておりますが、攻撃対象者がいる場所であれば同地区に限定されることなく、また、午後8時など人通りが多い時間帯に発生していることもあります。マルセイユ市北部地区(3区、14~16区)への不要不急の立ち入りは避けていただくとともに、比較的安全と目されている地区であっても、夜間の時間帯や裏通りの通行などは避けるなど十分にご注意ください。」

 

 

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