2023年12月10日フランス首都パリ市内シャンゼリゼ通りにほど近い高級服飾店へ催涙銃やハンマーを用いた武装強盗が発生しました。店内に催涙ガスを発射しており、日本人もこの時点で買い物をしていた場合に暴力を伴う強盗被害にまきこれていた可能性があった必要な事案でした
事件は現地日曜日の午前中、シャンゼリゼ通りにほど近い高級服飾店KITH(キス)で発生しました。ハンマーや催涙銃を所持した2人組の賊はショーウィンドー等を破壊し、高級時計等約60万ドル相当の商品を盗んで逃走しました。犯行中、店内にいた客や従業員に対して催涙ガスを発射しており、警備員を含む数名が負傷したとのこと。現在パリ警察が犯人らの行方を捜索中です。
一般の日本人の方がシャンゼリゼ通り付近のお店で買い物をすることそのものはリスクの高い行為ではありません。ただし、フランスでは経済不調やコロナ禍の余波等の影響もあり、暴力を伴う店舗への強盗が発生することも少なくはありません。この場合、買い物をしているだけの観光客も被害に遭いかねない点は十分ご注意下さい。なお、商店への武装強盗はフランスのみならずアメリカの都市部でも頻発しています。