ジョージア首都での抗議活動に伴う衝突

この記事のURLをコピーする

2024年4月30日、5月1日とジョージア首都トビリシ市内中心部でEU加盟の是非や国会審議中の法案に関連した抗議活動が行われました。30日の抗議活動に対しては警察が催涙弾や警棒等を用いた強制的な排除を行い、参加者らと衝突しています。少なくとも63名が逮捕されており、当面混乱が継続しうる状況です

tbilisi-protest-clash
放水銃を抗議参加者に発射する警察部隊(ラジオフリーヨーロッパのウェブサイトよりキャプチャ)

現在ジョージア国会では外国の個人や団体から20%以上資金提供を受けているグループが国内で活動する際に登録を義務付ける法案が審議されています。本法律が成立すると旧ソビエト連邦時代に行われていたような反政権的姿勢を有する団体の言論・行動を制限しうるとして反対運動が断続的に行われています。また、本法案に対しEUが4月17日に「EUの中心的価値観と異なる」旨公表したことで、ジョージアのEU加盟を支持するグループも法案反対運動に参加しています。

 

 

海外安全メールマガジン登録