ドイツ フランクフルト中央駅での銃撃事案

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2024年8月20日現地夜、フランクフルト中央駅のホーム上で男が別の男性の頭を銃撃し、死亡する事案が発生しました。犯人は逃走を試みたものの、駆け付けた警官によって逮捕済みです。犯人と被害者はともにトルコ人だったと報じられていますが、動機や背景は不明です。

 

本件はトルコ人同士の何らかのいさかいによる銃撃事案であり、無差別テロというよりは殺人事件と言えます。他方で、多くの方が行きかう主要都市内、大型駅のホーム上での銃撃である点は揺るがない事実です。日本人を含む外国人が流れ弾で負傷する、あるいはやけになった犯人が銃を乱射した際に巻き込まれてもおかしくなかったといえます。

海外で万が一爆発音や銃声が聞こえた場合はその場に伏せる、速やかに事件現場を離れるといった基本的な安全確保策を実行することが重要です。現地日本国総領事館は、「フランクフルト中央駅付近一帯は従来から治安や衛生環境が悪いことが指摘されており、同地域を訪れる際には周囲の状況に注意を払い、不審な挙動の者やトラブルには近寄らず、自身の安全を確保するよう努めてください。」と日本人向けの注意喚起を発しています。

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