ドイツ観光地でのチェコ人自撮り転落死

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2024年8月15日ドイツ南部の観光地ノイシュバンシュタイン城近くでチェコ人観光客が自撮りの際足を滑らせ崖から転落しました。病院で手当てが続けられていましたが、脳への損傷が大きく6日後に死亡が宣告されています。自撮りや記念撮影時の転落事故は世界各地で断続的に発生しており、日本人の皆さんも注意が必要です。

 

本事故で死亡したのはチェコ代表の体操選手であり、友人らと観光に訪れている際に発生したとされています。一緒にいた友人の証言によれば、城の前の崖そばで写真を撮ろうとした際、足を滑らせたか、もしくは踏み外したことにより約80m落下したとのこと。落下後も生命活動が続いており、懸命の治療が続けられていましたが6日の入院後死亡が宣告されました。

 

インドでの論文によれば、2011年~2017年の自撮り事故は全世界で約260件、オーストラリアでの論文によれば2008年~2021年の自撮り事故は約400件です。事故の性質上治安情勢とは無関係であり、先進国や途上国問わず観光客等が死亡・負傷している事実があります。

 

【参考コラム】「自撮り」に命を賭けない

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