2023年2月28日、ギリシャ中部ラリサ付近で貨物列車と旅客列車が正面衝突する事案が発生しました。この事故で多数の死者が出たことに対し、市民や鉄道事業者らが首都アテネ、ラリサ及び北部テッサロニキ等で大規模な抗議活動を行っています。
発端となった鉄道事故では帰省のため北部に向かっていた学生ら少なくとも43名が死亡しています。本衝突事故は人為的ミスが原因とされています。特に抗議者が多い首都アテネでは、一部参加者が暴徒化し、治安当局と激しく衝突しています。アテネ、ラリサ、テッサロニキに滞在中の方は特に群衆や治安当局の集結地点に近づかないようおススメします。