2024年11月29日、コソボ国内2か所の発電所への水路が爆破される事案が発生しました。本件爆発の背景は現時点で不明ですが、コソボ政府はセルビアの国家的な関与を疑っていること、事件に関連し事件以降8名の「テロリスト」を逮捕したと発表しました。合わせて武器弾薬を押収した旨も公表しており、同国内に爆発物等を隠し持ったグループが存在することが示された事案です
2023年9月24日コソボ北部バンジスカで30名ほどの武装グループが警官を襲撃した後、セルビア正教の修道院を占拠する事案が発生しました。国際舞台を含む軍が出動し、銃撃戦の末事態は終了しています。少なくとも4名が本事案により死亡しています
2023年5月29日コソボ北部のセルビア系が多数派の地域で、アルバニア系市長が就任することに対しセルビア系住民らによる抗議活動が行われ、NATO平和維持軍と衝突が発生しました。衝突によりNATO平和維持軍約25人、抗議者50人以上が負傷したとのことです。
2022年4月以降、セルビアやアルバニアと並び、コソボ国内でも爆破予告が多発しています。コソボ国内での爆破予告はセルビアとの係争などの関連もあると見られており、真相はつかめていないとされています