コソボ北部での警官襲撃と修道院占拠

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2023年9月24日コソボ北部バンジスカで30名ほどの武装グループが警官を襲撃した後、セルビア正教の修道院を占拠する事案が発生しました。国際舞台を含む軍が出動し、銃撃戦の末事態は終了しています。少なくとも4名が本事案により死亡しています

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銃武装したグループが活動する様子(ロイターのウェブサイトよりキャプチャ)

24日未明、コソボの警官が武装グループに襲撃され死亡したことから一連の事態は始まっています。セルビア系住民の多いバンジスカの修道院が占拠され、武装勢力が立てこもりました。EU軍の支援も受けた現地治安当局が銃撃戦の上、修道院の占拠を解除していますが、双方合計で少なくとも4名が死亡しています。

本件はセルビア政府によって支援されたプロの武装集団によるものである、とコソボ政府は批判を行っていますが、セルビア政府は反発しています。セルビアの自治州だったコソボは2008年に独立を宣言しましたが、セルビアは現在まで独立を認めていません。コソボではアルバニア系住民が多数派でセルビア系は少数派となっています。

 

 

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