ポーランド独立100周年関連行事、行進等に注意

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2018年はポーランドの独立回復100周年となる記念の年です。他国と同様に、ポーランドでも例年独立記念日である11月11日に各種記念行事や右派団体等の行進が行われていますが、今年は特に区切りのよい年ということで大規模な行事やデモが行われる予定です。今年行われる行進のうち、最大規模のものはおそらく文化科学宮殿(Palace of culture and science)から国立競技場に向かうルートで行われる模様です。

 

一般的に人が多く集まる場所、行事は治安当局による警戒の難易度があがります。また大勢の人が祝祭ムードで集まるとスリや痴漢等の犯罪者をも呼び寄せる傾向にありますのでご注意ください。

 

 

加えて、今年は白人至上主義、外国人排斥を掲げるような極端な右派系団体も規模の大きな行進を首都ワルシャワ市内で予定しています。極端な主張を行う団体の集会や行進の周辺ではその主張に反対する人々との小競り合い、突発的な暴力が発生する可能性も否定できません。このため、既にポーランド政府は極端な主張を掲げるグループの行進をブロックする方針を掲げています。

ただし、各種行事や行進が行われることは間違いありませんので、滞在中の方はいつも以上に警戒し、群衆に囲まれるなどしないよう安全確保を最優先に行動することをおススメします。

 

なお、関連の注意喚起はイギリス政府日本政府外務省アメリカ国務省からも発せられています。

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