ロシア北部での大規模燃料流出事案

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2020年6月3日ロシア北部ノリリスクのニッケル工場から2万リットルにおよぶ軽油が流出し、周辺の川に流れ込みました。事故発生から約1日後にプーチン大統領をはじめとするロシア政府幹部が事態を知るという情報共有の遅れも手伝い、被害の拡大が懸念されています。

工場から少なくとも12キロほど離れた場所まで流出したオイル(BBCのウェブサイトよりキャプチャ)

プーチン大統領は4日、非常事態宣言を発し、国主導での除染作業に取り掛かりました。ロシアにおける燃料流出事故としては1994年コミ共和国で発生した事故に次いで2番目の規模と報じられています。

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