イスラエル軍によるパレスチナガザ地区空爆

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2021年5月11日イスラエル警察とパレスチナ人群衆が衝突した後、ガザを拠点としていたハマスの一団がイスラエルに向け数十発のロケットを発射しました。ロケット砲による攻撃への報復としてイスラエル軍がガザ地区を空爆し、子供を含む少なくとも20人が死亡しました。

イスラエル軍はガザ地区で空爆(BBCのウェブサイトよりキャプチャー)

 

エルサレムでは今年のラマダン月間最後の金曜日である5月7日以降イスラエル警察とパレスチナ人がアルアクサモスクで衝突し、300人以上が負傷しました。その後イスラエルが東エルサレムのパレスチナ人に立ち退きを求めている問題を引き金に、抗議するパレスチナ人と鎮圧する警察との衝突が相次ぎ、7日から9日の間にも計300人以上の負傷者が出ています。

 

5月15日にはパレスチナ人は「ナクバの日」(イスラエル建国により大量のパレスチナ人が居住地を追われ難民となった日)を迎えるため、新たな衝突が発生する可能性も否定しきれません。

 

 

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