ブラジル南部豪雨による道路寸断

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2023年10月1週目の豪雨により、ブラジル南部パラナ州及びサンタカリーナ州で多数の地滑りや冠水が発生しています。2州で70以上の自治体が非常事態宣言を発し、長く停電が続いている地域も広大です。10日以降再度雨や雹が予報されている地域も多く、被害の拡大も懸念されています。

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パラナ州マリンガで暴風雨により倒壊し、道路を塞ぐ電柱(RICのウェブサイトよりキャプチャ)

 

クリチバを州都とするパラナ州では複数の幹線道路が寸断されており、通行止めが多数発生しています。特にマリンガ市では暴風によって電柱が倒壊し、少なくとも9万世帯が停電しています。電線の復旧工事が難航していることもあり電力供給が当面復旧しないと思われる地域が広い範囲にわたっています。

サンタカリーナ州でも130以上の都市で冠水被害が発生しており、道路の寸断も多数報告されています。60以上の自治体が非常事態を宣言しています。

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