8月上旬から発生したブラジル南部サンパウロ州内陸部での山火事被害が拡大しています。23日には州が危機管理室を設置し他、環境大臣が「山火事との戦争」を宣言する事態になっています。火事による煙により航空便の運休や学校の休校措置が講じられており、滞在中の方は最新情報に注意し健康被害にご注意ください
現地25日時点でいったん山火事は鎮火したとの情報もありますが、広範囲にわたって火事により山林が消失したことから、煙や灰による被害の影響は当面続く模様です。また10月ごろまでは乾燥した高温期が続くことからさらなる山火事の発生も懸念されています。山火事に対してはサンパウロ州政府などが１）早期の当局への通報、２）火災現場や煙の発生場所を避ける、３）焚火やごみの焼却をしない、といった注意事項をまとめた山火事対策マニュアルを発表しています。
大気汚染に伴う呼吸器疾患にもご注意ください。
