2025年6月6日ブラジル南東部リオデジャネイロ市内カテテ地区サントアマロで人々が集まっている最中警察による強制捜査が行われ、銃撃に至りました。少なくとも1名が死亡、5名が負傷しました。子供を含む家族連れもいた中で警察が発砲したことに抗議する声も上がっています
発砲があった際、現場では6月恒例のパーティーが行われており、多くの人々が音楽をかけ、ダンスを楽しんでいた状況でした。突然の発砲音により現場では一時パニック状態となり、24歳の男性1名が死亡しています。犯罪者の強制捜査のため、ファベーラと呼ばれる貧民層が多く居住する地域に展開していた警察が子供を含む大勢がパーティーを楽しんでいる最中に発砲したことに対して、地元選出の議員は強く抗議し、警察官への捜査を行うよう要求しています。
ブラジルではファベーラに迷い込んだ一般人が銃撃を受ける事案が発生しているほか、今回と類似の警察の強制捜査に伴う銃撃戦などが発生することがあります。地図アプリ等ではこうした危険な地域が考慮されませんので、移動の際は必ず現地の事情に詳しいドライバー等の案内に従って行動することをおススメします。