チリ首都市内地下鉄での日本人スリ被害事例

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2025年5月25日午後1時ごろ、チリ首都サンティアゴ市内の地下鉄車両内で現地在住の日本人がウエストポーチから財布を盗まれるスリ被害が発生しました。現地に慣れている方でも友人との会話に夢中になるなど、スキを見せると被害が発生しますのでご注意下さい。

 

 

以下現地日本国大使館からの情報を転載します。

5月25日(日)午後1時頃、在留邦人が、地下鉄1号線ペドロ・デ・バルディビア駅からパハリートス駅に向かう車内で、知人との会話に気を取られている隙に、体の前で斜めがけにしていたウエストポーチから財布を抜き取られる被害が発生しました。
その他詳細は下記をご参照ください。

1 スリ対策
(1)貴重品は目の届く場所に保管
財布やスマートフォンはズボンの後ろポケットではなく、バッグの内ポケットやファスナー付きのポケットに保管してください。
(2)バッグは前に抱え、手で押さえる
ショルダーバッグやリュックサックは、体の前に抱え、手で押さえるようにしましょう。
(3)周囲に注意を払う
人が密集している場所では特に注意し、不審な人物や不自然な動きを感じたら速やかにその場から離れてください。
(4)被害を防ぐために不要な物は持ち歩かない
高額な現金や複数のクレジットカードはなるべく携行しないようにしましょう。持ち歩く場合も、複数箇所に分散して持ち歩く等の対策をしてください。

2 被害に遭った場合
(1)万一、被害に遭ってしまった場合は、身の安全の確保を優先し、深追い、無理な抵抗はせず相手を刺激しないでください。
(2) 警察署(Carabineros)に被害届を提出し、警察署で発行される「証明書(Constancia)」を取得してください。
(3)クレジットカード会社へ連絡を行い、カード等を停止し不正利用を防いでください。
このようなスリ被害は、特に混雑した車内や駅構内で発生しやすいため、犯罪被害に遭わないよう十分注意してください。

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