コロンビア北部カルタヘナ市タクシー強盗事案

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2025年8月31日コロンビア北部の観光都市カルタヘナ市でブルガリア人観光客が公共タクシーに乗車した際、トランクから現れた共犯者に殴られ現金やスマホ、パスポートを強盗されました。現地日本国大使館が注意喚起を行っています。

 

 

本事案は日本人の観光客も多く訪れるコロンビア国内の歴史的観光地カルタヘナ市の流しのタクシー運転手が強盗犯と共謀し行った事案とみられています。被害者はタクシーを停めた際、トランクに乗っていた犯人に顔面を殴打され、現金、スマートフォン、パスポート等を奪われたとのこと。現地治安当局は外国人観光客を標的とした組織的な犯行の可能性を指摘しており、過去にも同じ手口で犯行が行われていたと発表しています。

 

在コロンビア日本国大使館は以下の四項目について具体的な注意喚起を行っています

防犯対策として以下をお勧めします。
(1)流しのタクシーは極力利用せず、無線タクシー、ホテルのフロントで呼んでもらうようにする。
(2)タクシーのナンバーはプレートの他に車体側面等にも表示されているので、全て一致するか乗車前に確認する。
(3)強盗に襲われた場合は、抵抗しない、犯人の顔を凝視しない(被害者に顔を覚えられたと思われ殺害される危険が高まる)、安易にポケットに手を入れる等不審な動きをしない(犯人目線だと被害者がけん銃等で抵抗するのではと思われ、危害を加えられる危険がある)。

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