コロンビア山火事に伴う非常事態宣言

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2024年1月25日コロンビア政府は同国内で多数発生している森林火災の影響が深刻化しているとして一部地域で非常事態宣言を発しました。首都ボゴタ市近郊でも大規模な山火事が継続しているほか、全国で約1000の自治体で森林火災警報が発せられています

 

 

当サイトで1月21日にもお伝えしたボゴタ近郊の山火事を含め住宅地や田畑の一部も焼失する被害が発生しています。各地で消防車・ヘリコプター等が多数出動して消火活動が継続されていますが、空気の乾燥と気温の上昇の影響で完全な鎮火には至っていません。現在アメリカやチリ、ペルー、カナダから応援の消防隊が駆けつけるべく交渉が進められています。

また、大規模な森林火災の多発を受け、首都ボゴタでは車の排気ガスに加え火災による煤煙が集中しており、大気汚染も深刻化しています。現地日本国大使館は外出を控える、マスクを使用する等特に高齢者や妊婦の方、未成年の方向けに健康管理上の注意喚起を発しています。

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