コロンビア反政府デモへの催涙弾発射

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2019年11月23日、大規模な反政府抗議活動が続くコロンビアで、治安当局がデモ隊に発射した催涙弾により負傷者が発生しました。

先週最も参加者の多かった21日のデモでも一部のデモ参加者が治安部隊と衝突し、投石や駅・店舗等の破壊行為に及んだことから複数の逮捕者が発生し少なくとも3名が死亡しています。こうした事態を受け、22日、23日とカリやボゴタで外出禁止令が発令されたという経緯があります。

 

催涙弾をけ飛ばすデモ参加者(英デイリーメールのウェブサイトよりキャプチャ)

こうした状況下で22日以降治安部隊はデモ隊に対し催涙弾等を用いて解散を強制してきました。23日のデモ隊との対峙中催涙弾がデモ参加者に当たり、市民が重傷を負ったことで、デモ隊はより一層不満を抱く構図となっています。

24日以降も首都ボゴタをはじめ国内各地で反政府抗議活動が呼びかけられています。大部分のデモ参加者は平和裏に抗議活動を行っていますが、より規模の大きなな衝突も懸念される状況です。滞在中の方は現地最新情報を常に確認するようおススメします。

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