2019年10月3日エクアドルではガソリン等の値上げを含む緊縮財政が実施に移されました。生活が苦しくなるとして、国内各地で交通機関や市民団体らがストライキ、反政府デモ活動を実施しています。
一部の団体は主要道路を封鎖し、タイヤを燃やすといった行動に出ており、交通網が著しく混乱しています。また、抗議行動参加者と治安当局の衝突も報告されています。全国的な混乱を受け、エクアドル政府は非常事態宣言を発令し、治安維持のために軍が出動できるようになりました。
当面の間混乱は継続すると見込まれるため、滞在中の方は最新の現地情報に十分ご注意下さい。在エクアドル日本国大使館も現地滞在中の日本人に対し、今夜の外出を避けるよう促す等、安全第一での行動を呼び掛けています。