ハイチ デサリーン記念日の大規模デモ注意喚起

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在ハイチ日本国大使館によれば明日17日(水)の同国デサリーン記念日(ハイチ初代大統領ジャン・ジャック=デサリーンの命日)に大規模な反政府デモが行われるとのこと。本日16日の現地時間午後より既に群衆が集合し始めること、また一部デモ参加者の暴徒化も否定できないことから、大使館も臨時閉館することとした旨発表がありました。

 

なお、日本政府外務省の海外安全HPから抜粋した注意事項は以下の通りですが、現地在留の日本人向けには

 

「本16日午後、17日の外出は基本的に控えて、備蓄や戸締まり等危機管理の徹底をお願いいたします。翌18日につきましても、様子を見つつ慎重に行動をお願いいたします。」

とさらに慎重な行動を求める記載がありますのでご注意ください。

 

以下日本国大使館からの注意喚起抜粋

 

1 ハイチでは,7月に公表された燃料費等の値上げをめぐり,首都圏等において一時大規模な抗議行動(広範囲に渡る道路封鎖や略奪行為)が発生しました。現状は概ね平常に戻りましたが,野党等によるデモ等の呼びかけは常態化しており,最近では,政府によるペトロカリベ基金の流用疑惑を追求するための抗議行動「ペトロカリベ・チャレンジ」に関連した集会やデモも併せて実施されています。
特に10月17日(水)のデサリーン記念日(祝日。ハイチ初代統治者ジャン=ジャック・デサリーンが亡くなったとする日)に合わせて大規模な抗議行動の呼びかけが複数の団体等により行われており,場合によっては,デモ等の暴徒化,略奪行為,ホテルへの投石,治安部隊との衝突などの暴力行為が発生するおそれがあります。

2 抗議行動が大規模化・広域化した場合には,状況によって一時的に航空便が欠航したり,国内の移動も困難となる事態も考えられます。そのような状況下では,ハイチ国家警察の対応や在ハイチ日本国大使館による支援も限定されることが想定されます。

3 つきましては,ハイチへの不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航・滞在する方及び既に滞在中の方は,治安情勢に関する最新情報を入手し,不測の事態に巻き込まれないようにしてください。移動にあたってはデモや集会に近づかないように細心の注意を払い,万一デモ隊や群衆に遭遇した場合には,直ちにその場から離れ,安全な場所へ避難してください。

 

 

 

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