2022年1月中旬から下旬にかけてメキシコ国内各地で報道関係者が相次いで攻撃や銃撃を受けており、4名が死亡しています。
南東部ベラクラスで1月10日に最初のジャーナリストが殺害された後、米国との国境都市ティファナで1月17日、23日とジャーナリストの殺害が続いています。1月26日には南部オアハカで別のジャーナリストが殺害の試みを逃れています。
今般、1月31日に中央部ミチョアカン州で新たにメディア関係者が殺害され、1月だけで4名が死亡したことになります。31日に殺害されたメディア関係者の勤務先には殺害前に脅迫状が届いていたとの情報もあります。
メディア関係者を中心として、メキシコ内での暴力事案の増加に抗議する動きが広がっています。今後更なる襲撃やデモ隊への攻撃などが発生する可能性もあり、注意が必要です。