パラグアイ南部日本人宅への侵入殺人事案

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2024年6月2日、パラグアイ南部ピラポ市内で現地に居住する日本人2名が自宅で死亡しているのが発見されました。頭部の攻撃によるものと思われ、現在殺人の疑いで警察が捜査を行っています。

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現地紙が報道する被害者宅(LaNacionのウェブサイトよりキャプチャ)

 

被害者は現地に長く住む日本国籍の兄弟であり、二名とも高齢でした。遺体発見の直前に兄弟の身の回りの世話をしていた現地人に「自宅に来てほしい」との電話があった後、連絡が途絶えたとされていたこと、また警察が到着した際入口は施錠されていたこと、また特定のクローゼットだけが中身を調べられていたことなどを踏まえて警察は強盗と殺人両面で捜査を行っているとのこと。

明確にターゲットを定められた事件であり、一般の旅行者が類似の被害に遭う可能性は少ないですが、日本人の殺人被害が発生した事案である点は注意が必要です。

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