6月に入り、パラグアイ首都アスンシオン市内で両替所やカジノ等金銭を扱う店舗への強盗事案が相次いでいます。強盗事案は14日、19日と続発しており、被害金額も数千万円単位の規模です。複数の武装したグループによる組織的な犯行であり、現地治安の更なる悪化を指摘する声もあります
19日に両替所を襲撃したグループは国家麻薬対策局の制服を着ていたとの証言もあり、組織的かつ計画的に強盗を実施している可能性があります。現時点で14日と19日の犯行グループが同一であるとの確証は得られていませんが、両事案とも5名以上の銃武装したグループが金銭を多く扱う店舗を狙って襲撃しています。今後、より身近な商店、レストラン等が強盗の標的となった場合、日本人を含む一般人も巻き添え被害に遭いかねないと言えます。
改めて周囲の異変にいち早く気づけるようにしておくこと、また強盗犯に遭遇してしまった際に命を守る行動を覚えておくことを強く推奨します。