2025年3月13日付で英国政府はイラクのトラベルアドバイスを更新しました。北部クルド人自治区のうち、トルコ国境付近のリスクレベルを引き上げ、「渡航を推奨しません:Advise against all travel」を設定しました。
2024年5月30日イラク首都バグダッド市内の米国企業及び英国の教育機関を標的とした爆発攻撃が連続して発生しました。先週はKFC等米国系飲食店への襲撃、破壊が複数発生しています。犯人は現時点で不明ですが欧米への反発が背景にある可能性が指摘されています
2024年1月16日現地未明、イラク北部クルド人自治区中心都市エルビルで少なくとも8回の爆発音が確認され4名が死亡しました。イラン革命防衛隊が同市内にあるイスラエル関係機関をミサイル等で攻撃したとされており、中東情勢の余波がイラク北部にも及んだと言える事態です。
2023年12月8日イラク首都バグダッド中心部、アメリカ大使館付近に14発のロケット砲が撃ち込まれました。周辺の建物の一部が損壊したものの人的被害は発生していないと報じられています。犯行声明は発表されていませんが、直近のイスラエル情勢に関連した犯行と見られています。
2023年9月18日イラク北東部、クルド人自治区内のアーバット空港にドローンを用いた攻撃が行われ少なくとも6名が死亡しました。同空港は現在テロ組織に対する捜査・制圧作戦の拠点の一つとなっていますが、同国内では比較的治安が安定しているとされている都市での事案でした
2023年9月1日イラク北部キルクークで異なる主張のグループ同士が衝突し、少なくとも1名が死亡、8名が負傷しました。事態を受け、同市では現在外出禁止令が発令されています。
2023年4月7日イラク北部クルド人自治区のスレイマニヤ国際空港で爆発が発生しました。空港施設周辺で火災が発生しましたが人的被害は報告されていません。シリア民主軍(SDF)の司令官を狙ったとみられるドローン攻撃によるものとの報道があります。
2022年8月29日イラク首都バグダッド市内中心部、大使館等が集まるグリーンゾーンでイスラム教シーア派指導者サドル師支持者と、対立するシーア派親イラン勢力や治安部隊との衝突が発生し、少なくとも17人が死亡、270人以上が負傷しました。同国全土に夜間外出禁止令が発令されています。
2022年7月30日イラク首都バグダッド市内中心部、厳重に警備されている地域(グリーンゾーン)でイスラム教指導者サドル師の支持者が抗議集会を行いそのまま国会議事堂に侵入しました。
2022年7月20日イラク北部クルド人自治区内にあるリゾート地に砲撃が行われました。この事案により観光客ら少なくとも9名が死亡、23名が負傷しています。