2019年11月12日、イスラエルによる空爆が実施され、パレスチナの武装勢力を率いるバハ・アブー・アルアタが死亡しました。この事案を受け、同日中にガザ地区からイスラエル領内にロケット砲が複数撃ち込まれる等報復とみられる攻撃が実行されています。
イスラエル防衛省は12日～13日夜までにパレスチナ側からは250発以上のロケット砲が撃ち込まれたと主張しており、イスラエル軍は武力で応酬しています。パレスチナ側の発表によれば、これまでイスラエル側の攻撃により一般市民を含む少なくとも26名が死亡したとのこと。双方の武力応酬が行われる中、停戦合意に向けた交渉がなされていますが、状況は予断を許しません。
