イスラエル・シリア国境の武力衝突

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2020年7月24日以降イスラエルとシリアの間で砲撃や空爆を含む武力衝突が発生しました。

イスラエル軍の発表によれば、イスラエルが実効支配するゴラン高原に向けシリア領内から砲撃が行われたため、報復としてシリア軍の軍事施設を標的とした空爆を行ったとのこと。また、この武力攻撃の応酬の後、イスラエル軍はレバノンとの北部国境付近周辺に軍を増派し、警戒を強めており、民間人の交通が規制されているとの情報もあります。

 

在イスラエル日本国大使館は本事案を受け、改めて日本人に向けて紛争地域周辺への立ち入りを行わないよう注意喚起を発しています。

「イスラエルが事実上支配している地域を含むゴラン高原は(シリアの危険情報として)危険レベル4(退避勧告)、イスラエル北部のレバノンとの国境地帯は危険レベル3(渡航中止勧告)にそれぞれ指定されていますので、近寄らないで下さい。また、これらの地域以外のイスラエル北部にお住まいの方又は滞在される予定の方は、上記の状況を踏まえ、今後の治安情勢の変化に十分ご留意ください。」

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