ウクライナルーツクでのバス乗客人質事件

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2020年7月21日、ウクライナ西部ルーツクで武装した男が旅客バスを占拠し、13人の人質を取って立てこもりました。犯人は銃で武装していた他、交渉にあたっていた治安当局に向けて爆発物と思われる物体を投げつける(結果的に不発に終わったとのこと)等して終日立てこもりを続けました。犯人は要求が満たされない場合市内に設置した爆発物を爆破させると発言していたため、当局は市中心部を一時封鎖していました。

 

 

 

現地夜、犯人はゼレンスキー大統領と映像を通じて交渉を行った結果投降しました。犯人は要求事項の一つであった、動物愛護を訴えるハリウッド作ドキュメンタリー「Earthlings」の視聴をゼレンスキー大統領が呼びかける動画を確認した上で投降したとのこと。人質らに怪我はありませんでした。投稿した犯人はロシアで違法な武器取引に関わったとして10年ほど服役していたロシア人とのこと。

Lutsk-arrest
投稿した犯人の様子(BBCのウェブサイトよりキャプチャ)

 

ウクライナでは直近、首都キエフや東部ハリコフ等で爆破予告が相次いでおり、7月17日にはキエフ市内の地下鉄駅で爆発が発生し1名が負傷する事案も発生していました。本バスジャック・人質事件と一連の爆破予告等との関連性はわかっていません。

 

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