2021年12月6日サウジアラビア首都リヤドに向けて発射された弾道ミサイルを同国軍が迎撃しました。5日にもドローンを迎撃しています。被害は報告されていません。
イエメン中部マリブをめぐりサウジアラビアが主導する連合軍とフーシ派反政府勢力間で激しい戦闘が行われています。連合軍はイエメン首都サナアなど他の地域にも戦闘機による爆撃を激化させており、フーシ派は連合軍の攻撃に対抗して、サウジアラビアへの広範な攻撃作戦を展開しているとのことです。
現地日本国大使館も在留邦人に対し、事実関係の情報提供を行うとともにミサイルが発射された際の避難行動を改めて周知しています。
フーシ派反政府勢力は、サウジアラビアの人口密集地、空港や石油施設などを標的に爆発物を搭載したドローンやロケット・ミサイルなどで繰り返し攻撃を行っています。引き続き攻撃が行われる可能性がありますので、サウジアラビア滞在中の方はもちろんのこと、周辺滞在中の方もイエメンにおける戦闘情勢等地元情報に十分ご注意いただくようおススメします。
