2021年11月23日トルコ首都アンカラやイスタンブールなど複数の都市で、トルコ通貨の大幅下落、物価高騰などの経済問題に対し、反政府抗議デモが行われました。数十人から数百人規模の抗議デモですが、左翼メンバーなど抗議デモ参加者数十名が拘留されたとのことです。
今後も同国各都市において、関連の抗議デモが行われる可能性があります。特にガソリンをはじめとする資源価格は世界的に高騰しており、トルコにおいて物価高騰が今すぐ収まる要因が揃っているわけではありません。政府への不満が高まる中で抗議デモがより大規模なものに発展、エスカレートする可能性も否定できません。現地滞在中の方は、群衆に近づかないことをおススメします。
