2025年3月19日トルコ主要都市イスタンブール検察が汚職等の疑いにより同市長及び市幹部、野党系の首長等約100名の身柄を拘束する旨決定しました。イスタンブール県知事は同県内で23日まで集会、デモ等の開催を禁止するとともに中心部地下鉄の一部閉鎖を発表しました
イスタンブール市の市長はトルコ大統領の政敵となっています。政治的な権力争いそのものは治安に直接的に影響しませんが、本件を発端としてイスタンブール市長や野党支持者らの抗議集会が発生した場合には日本人を含む外国人の生活にも影響が生じる可能性があります。警官隊と抗議参加者らが衝突した場合には催涙弾や放水銃の使用も考えられるため、群衆には絶対に接近しないよう推奨します。
なお、イスタンブール県の発表によれば19日から地下鉄M1A線イェニカプ駅とアタトゥルク空港駅の間、M1B線イェニカプ駅とキラズル駅間およびM2線タクシム駅が閉鎖される他、以下の主要道路が一時的に封鎖されるとのこと。現地滞在中の方は現地最新情報に注意し、当局の指示に従って通行するようご注意下さい。
アドナン・メンデレス通り、アクシェムセッティン通り、コカシナン通り、ムテルチム・アシュム通り、オグザン通り、 アクデニズ通り、 シャイルジェム通り、サフラン通り、サリナス通り、フスレヴパシャ通り、ホジャエフェンディ通り、コルクトアタ通り、ネイゼンイフサン通り、アルバイジェミルサカリヤ通り、トゥティアブデュラティフ通り、ゼンビルツィ通り、ヤマク通り、アクタル通り、イェニバフチェ通り、ケチェチチェメシ通り、アルパエミニ橋通り、オズタン通り、ケチェチメイダニ通り、ケチェチレルフリル通り、カシデジ通り、メヴリュッチュ通り