イエメン中部マリブ近郊での戦闘行為

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2021年6月19日イエメン中部マリブをめぐるイエメン政府軍とフーシ反政府勢力間の戦闘により、16人の親政府軍を含む47人が死亡しました。

イエメン軍がマリブの最前線で武器を発射(FRANCE24のウェブサイトよりキャプチャー)

フーシ派反政府勢力は、イエメン政府軍を支援する隣国サウジアラビアを標的に爆発物を搭載したドローンやロケット・ミサイルなどで繰り返し攻撃しており、3月には石油精製施設に対しドローン攻撃が行われ一時火災が発生しています。

フーシ派反政府勢力は戦闘同日、サウジアラビア南部ハミース・ムシャイトの空軍基地に向けてドローンを発射しており、サウジアラビア軍はこれを迎撃、撃墜しています。

 

今回の戦闘を経て、イエメンを拠点とするフーシ派勢力や関連勢力が引き続きサウジアラビア領内への何らかの攻撃を行う可能性も排除しきれません。サウジアラビア滞在中の方はもちろんのこと、周辺滞在中の方もイエメンにおける戦闘情勢等地元情報に十分ご注意いただくようおススメします

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