アメリカシアトルでの抗議団体拠点に対する銃撃

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2020年6月20日アメリカワシントン州シアトル市内キャピトルヒルに設置された人種差別反対を訴える抗議団体の拠点(Capitol Hill Organized Protest =CHOP)で銃撃事案が発生し、1名が死亡、1名が負傷しました。犯人は逃走中であり、現在警察による捜査が継続しています。

 

二週間ほど前からシアトルでは公道を含む市中心部の一角を抗議団体が占拠し、「自治」を宣言していました。抗議活動の前後には集会参加者らがCHOPに集結するなどして使われていましたが、治安当局も付近の警察署から警官を撤退させるなど距離を置いた対応を取っていました。

 

 

警官による黒人への過剰な暴力に端を発した人種差別反対を訴える抗議行動は全米及び欧州等にも広がっています。大規模なデモが発生している地点では警官や、主張の異なる住民間での小競り合い・衝突等も発生しています。滞在中の都市でデモが発生したからと言って危険というわけではなく、群衆が集結している地点を避けることで無用な巻き添え被害は避けられます。

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