2020年8月24日、アメリカ北部ウィスコンシン州ケノーシャ周辺で、警官と市民が衝突し、催涙弾なども使用される事態になりました。これは23日に警官が武器を持たない黒人男性を後ろから撃つ映像が広がったことを発端としており、黒人差別に反対する運動と相まって騒動が大きくなったものです。
なお、8月24日夜にはニューヨークでも黒人男性への銃撃に抗議する集会が行われました。
アメリカでは黒人への不当な暴力に抗議する「Black Lives Matter」活動が全米各地で断続的に発生しています。中には参加者の一部が暴力的な行為に及ぶことや治安当局との衝突などが発生しているケースも報告されており、無関係の場合は不用意に群衆の集結地点に近づかないことをおススメします。