2021年4月2日現地午後、アメリカ首都ワシントンの国会議事堂入口の警察警備に車両が突入する事案が発生しました。車両が警備用バリケードに突入した後、運転手はナイフをかざして警備担当者らに襲い掛かっています。
この事案により警官1名が死亡し、他1名が負傷しています。実行犯はその場で射殺されました。事案後一時周辺は封鎖されていましたが現在は各種規制が解除されています。
本件単独の実行犯による単発のテロと想定されます。犯人の動機や事件に至る背景は不明ですが、アメリカにおいて政治的あるいは民族的な分断は根強く、この種のテロ行為は今後も断続的に発生しうる点は注意が必要です。