2022年5月22日アメリカニューヨーク市内、マンハッタン地区を走行中の地下鉄車内で銃撃事案が発生し、1名が死亡しました。
犯人は現在も逃走中であり、聞き込みや事件現場の証拠等から捜査が続けられています。目撃証言によれば、犯人は至近距離で被害者を射殺したとのことですが、犯人と被害者は直接の知り合いではないとのこと。
2019年以降、アメリカ全土で銃撃事件を含む暴力事案件数は高止まりしています。ニューヨーク市内の公共交通を担う地下鉄路線内でも今年に入っての約5か月で既に4件の殺人事案が発生しています。
ニューヨーク市からは距離がありますが、同じニューヨーク州のバッファローで10人が死亡する銃乱射事件からもまだ一週間程度しかたっていませんでした。ニューヨーク州知事は銃規制の強化及びヘイトクライムを誘発する要因になりうるとしてSNSの監視強化を発表しています。ただし、こうした対策は即効性があるものとは言えず、万が一皆さんの周囲で銃撃事案が発生した際などの対応について、個人レベルあるいは組織として学ぶことの重要性が高まっていると言えるでしょう。
【アメリカ】
(参考情報)18日 #アメリカ 北部 #ニューヨーク州 知事は「包括的な国内テロ及び銃撃事案対策」を公表しました。武器規制やSNS監視の強化に言及されています
過去1年半ほど、米国では過去に例を見ないペースで銃撃事案が発生していますhttps://t.co/jv8Zwr8Cn6— 海外安全.jp (@kaigaianzenjp) May 20, 2022